現役東大生が教える!的を得た答案を書くための要約問題の考え方(2)
こんにちは!
ひゅうがです!
今回は前回の記事に続いて、
②拾うべき要素を答案に詰め、
ムダのない文章にまとめる
ことについて解説します!
前回の記事と併せて今回の
記事を読めば、要約問題に
かなり取り組みやすくなる
はずです!
そうはいうものの、
「文章の構造はわかったけど
どこを拾えばいいの…?」
と毎回悩んでしまう人も
多いのではないでしょうか。
しかし、要素の拾い方には
ある程度コツがあります!
このコツを押さえれば、
要約の考え方がだんだん
わかってくるはずです!
答案に必要な要素を拾うコツ
として以下があります!
①[具体例]は極力拾わない
②繰り返し出てくるワード
を拾うようにする
③[対比]が有れば必ず拾う
まず、①についてです。
筆者は、自分の主張を
わかりやすく伝えるために、
具体例を交えた説明
を入れることが頻繁にあります!
"For example…"などと始まる
部分がその代表例です!
しかし、要約の答案に入れる
べきなのは筆者の主張であり、
具体例までダラダラと
書いていたら、字数制限を
すぐに超えてしまいます‼︎
あくまでも、筆者の主張を
書くことを優先して下さい!
次に②についてですが、
筆者の主張をつかむには、
英文中で繰り返されている表現
に注目してみると良いです!
言い方が変わっているだけで
実は同じことを言っている
なんて文章もあり、これは
それだけ筆者が伝えたいこと
を表すので、必ず答案に
入れるようにしましょう!
最後に③についてです。
要約問題の文章では、筆者が
2つの事柄を対比させる
ものも少なからず出てきます!
対比の構造が読めているか?
を聞く大学も多いため、もし
[対比]のある文章に出会ったら
必ず[対比]を答案に入れましょう!
それだけで要約の答案は
きゅっと引き締まります!
拾うべき要素を掴み終わったら、
出来るだけ多くの要素が入る
ように、ムダのない文章に
まとめることを意識します。
ムダのない文章とは?
と思った人もいると思います。
逆にムダのある文章とは、
以下のようなもののことです。
(例)
実際のところ、高齢者に焦点
が当たってしまっている。
(改善例)
実際は高齢者に焦点が当たっている。
上の改善例のように、
言い方を少し変えるだけ
で字数を削ることができます!
「毎回の演習で字数がすぐ
埋まってしまう!」
という人はこれをぜひ意識
してほしいです!
これで答案は完成です!
いかがでしたか?
ぜひ今からでもこの考え方
を取り入れてみてください♪
最初のうちは時間をかけて
答案に必要な要素はどれか?
を意識して英文を読んでみて
くださいね!
最後まで読んでいただき
ありがとうございました!