難関大学英語アドバイザー@ひゅうが

[駿台全国模試偏差値78/東大模試偏差値74/現役東大生]の僕が入試で英語を得点源にするためのノウハウを伝授しているブログです。

現役東大生が教える!的を得た答案を書くための要約問題の考え方(2)

こんにちは!

ひゅうがです!

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今回は前回の記事に続いて、

②拾うべき要素を答案に詰め、

  ムダのない文章にまとめる

ことについて解説します!

 

 

前回の記事と併せて今回の

記事を読めば、要約問題に

かなり取り組みやすくなる

はずです!

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そうはいうものの、

 

 

「文章の構造はわかったけど

  どこを拾えばいいの…?」

と毎回悩んでしまう人も

多いのではないでしょうか。

 

しかし、要素の拾い方には

ある程度コツがあります!

 

このコツを押さえれば、

要約の考え方がだんだん

わかってくるはずです!

 

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答案に必要な要素を拾うコツ

として以下があります!

 

①[具体例]は極力拾わない

②繰り返し出てくるワード

 を拾うようにする

③[対比]が有れば必ず拾う

 

まず、①についてです。

筆者は、自分の主張を

わかりやすく伝えるために、

具体例を交えた説明

を入れることが頻繁にあります!

"For example…"などと始まる

部分がその代表例です!

 

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しかし、要約の答案に入れる

べきなのは筆者の主張であり、

 

具体例までダラダラと

書いていたら、字数制限を

すぐに超えてしまいます‼︎

 

あくまでも、筆者の主張

書くことを優先して下さい!

 

次に②についてですが、

筆者の主張をつかむには、

英文中で繰り返されている表現

に注目してみると良いです!

 

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言い方が変わっているだけで

実は同じことを言っている

なんて文章もあり、これは

それだけ筆者が伝えたいこと

 

を表すので、必ず答案に

入れるようにしましょう!

 

最後に③についてです。

要約問題の文章では、筆者が

2つの事柄を対比させる

ものも少なからず出てきます!

 

 

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対比の構造が読めているか?

を聞く大学も多いため、もし

[対比]のある文章に出会ったら

必ず[対比]を答案に入れましょう!

 

それだけで要約の答案は

きゅっと引き締まります!

 

拾うべき要素を掴み終わったら、

出来るだけ多くの要素が入る

ように、ムダのない文章に

まとめることを意識します。

 

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ムダのない文章とは?

と思った人もいると思います。

 

逆にムダのある文章とは、

以下のようなもののことです。

 

(例)

実際のところ、高齢者に焦点

が当たってしまっている。

(改善例)

実際は高齢者に焦点が当たっている。

 

上の改善例のように、

言い方を少し変えるだけ

で字数を削ることができます!

 

「毎回の演習で字数がすぐ

 埋まってしまう!」

という人はこれをぜひ意識

してほしいです!

 

これで答案は完成です!

 

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いかがでしたか?

ぜひ今からでもこの考え方

を取り入れてみてください♪

 

 

最初のうちは時間をかけて

答案に必要な要素はどれか?

を意識して英文を読んでみて

くださいね!

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました!